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診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求事務能力試験は、医療事務の試験の中で、もっとも評価の高い試験です。

 

診療報酬請求事務に従事する者の資質の向上を図るために、財団法人日本医療保険事務協会が実施する全国一斉統一試験で、年間2万人を超える受験者がいます。

 

受験資格は問われません。

 

医科と歯科に分けられ、それぞれに学科試験と実技試験が行われます。

 

試験日は、年2回(7月、12月)、日曜日または、祝日。
試験時間は、学科、実技合わせて3時間です。

 

試験会場は、札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、東京都、横浜市、新潟市、金沢市、静岡市、名古屋市、大阪府、岡山市、広島市、高松市、福岡市、熊本市、那覇市になります。

 

試験の出題形式は、5者択一の学科試験が20問、外来と入院のレセプト作成が各1問ずつ出題されます。

 

学科では、公費や介護を含む保険関係が3〜4題、残りはすべて診療報酬の算定ルールに関する問題が出題されるでしょう。

 

学科試験問題のうち、14〜15問が、診療報酬点数表からの出題になりますので、点数表の構成を頭に入れておきましょう。

 

算定方法について細かく出題されるので、難易度は高いと思われます。

 

医学知識については、まれに1〜2問の出題があるようです。

 

この試験の合格率は約30%で、難易度の高い試験です。
ですが、医療機関での評価も高いので、ぜひ、挑戦してみてください。

 

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