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医療秘書技能検定試験

医療秘書教育全国協議会が1988年から実施している試験です。

 

医療機関や医療関連機関に勤務する医療秘書として、実務マナー、医療法規、医学用語、医療事務の領域に高度な知識と技能を持ち、業務を専門的に遂行することができるかが審査されます。

 

受験者数も多い人気のある資格です。

 

試験には1級、準1級、2級、3級があります

 

試験概要

受験資格は不問ですが、専門知識を問われる試験なので、
専門学科やコースなどで習得するのがよいでしょう。

 

試験日は、年2回(6月、11月)です。

 

 

試験は3つの分野に分かれています。
・領域T
医療秘書実務、医療機関の組織・運営、医療関連法規。

 

・領域U
医学的基礎知識、医療関連知識。

 

・領域V
医療事務

 

 

試験は、領域T、U、V、それぞれに100点ずつ配点されていて、3つの領域の正解の合計が180点以上ある者のうち、それぞれの領域の正解が60%以上であれば、合格となります。

 

合格率としては、1級が10%前後、準1級が20%前後、2級が45%前後、3級が70%前後となっています。

 

この試験の受験者は、専門学校生が多かったようですが、最近では、一般の受験者も増えているようです。

 

特徴としては、他の検定試験と比較してみると、医療事務以外の分野の比率が高くなっていることです。

 

医療秘書の業務は幅広く、その領域は多岐にわたります。
医療界における事務のスペシャリストを目指す方には、必須の試験ではないでしょうか。

 

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